摂食障害にならないために

摂食障害にならないためには、まず過剰なダイエットを控えることです。そのためには自分の体重や体型に対する偏見や誤解を持たないことです。摂食障害となってしまう原因として、自分に対する過小評価や自己コントロールの欠如があげられます。

摂食障害にならないために・・・正しいダイエット

また日本人は体重や体型に過敏すぎる国民であるという指摘もあります。見た目にとらわれることなくBMI値なども参考にして、本当に自分はやせねばならないのかを冷静に判断することです。

ものを食べずにいると脳の栄養も不足してしまい、結果的に思考力そのものが衰えてしまいます。また物事を柔軟に考えることができなくなるため、何かひとつへの思い込みやこだわりが強くなってきます。それがまたより強度に自分の体重や体型への関心へと向かい、ついには摂食障害となってしまいます。

正しい食生活は健康に直結するものですから、バランスよく通常のカロリーを摂取することが重要です。拒食症に至る9割が無理なダイエットに原因があるといわれていますが、 しかしどうしてもダイエットが必要と考えたならば、医師や栄養士などに相談し、正しい専門的なアドバイスによるダイエットを実践することです。

摂食障害にならないためには、摂食障害に対する正しい知識を持ち、その危険性に対する強い認識を持つことも重要です。摂食障害は不治の病ではありませんが、重度の場合ですと完治するまで長い時間を必要とし、場合によっては死に至る可能性もあるということを覚えておいてください。

ダイエットイメージ

摂食障害にならないために・・・ストレス解消

摂食障害は心の病気、つまり精神疾患です。摂食障害者となってしまう一番多い原因は無理なダイエットによるものですが、ストレスも大きな原因となります。

学校や職場での人間関係をはじめ、学校の成績や仕事の内容、コンプレックスなどがストレスの原因となります。精神的に不安定であると冷静で客観的な判断ができづらく、思い込みやこだわりが強くなることがあります。また食欲自体もなくなってしまい、それが日常化してしまうとついには食べたくても体が受け付けず、拒食症になってしまうケースがあります。

ストレスの原因は人により異なりますが、ストレスを自分でうまく回避・解消できるような努力や工夫に心がけたいものです。例えば好きな音楽を聴いたり絵を見たり、たまには山や海などに出かけて自然を堪能し気分転換をするのもいいでしょう。

拒食や過食の背景にある心理的な問題を解決しないと摂食障害は完治しないともいわれています。また摂食障害の治療としては、従来の伝統的な精神医学だけではなく、家族、集団、自助グループなどを含めたネットワークの利用などが効果的であるといわれていますし、精神科医・心療内科医など医師や心理カウンセラーの心理的なカウンセリングを受けることが有効な手段と考えられています。

摂食障害にならないためにも、何かあればひとりで考え込まず、信頼できる人に積極的に相談しアドバイスを求めることも重要です。またはた目を気にしだすときりがありませんし、コンプレックスのひとつやふたつは誰にでもあるものです。「自分は自分である」と堂々と胸を張って、かけがえのない日常を送りたいものです。


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