摂食障害の治療法

摂食障害の有病率は、若い女性では0.5〜3%と考えられています。しかし摂食障害者は自分が病気であることを認めないのが大半であり、また摂食障害に対する認識の不足から自分で医療機関を受診することは少ないのが現状となっています。

摂食障害の治療法(続き)

摂食障害が心身に及ぼす悪影響について十分理解し、強い治療意欲を持つことが重要となってきます。摂食障害に対する主な治療法は以下のものがあげられますが、著しい体重減少などの場合はまずは身体的な治療が優先されます。

1薬物療法

精神科を中心に薬による治療が行われており、抗うつ剤、精神安定剤、睡眠薬が主に処方されています。アナフラニールなどの抗うつ剤やSSRI系およびSNRI系の抗うつ剤などの効果が確認されています。

2 行動療法

行動療法は、摂食障害へと至った食行動の認識が誤りであったと考え、それを修正し、適切な食行動へと導くという治療法です。

病院

3 認知行動療法

摂食障害となる人は、自分の体重・体型について歪んだ認識を持ってしまうことが多いのが特徴です。したがってこのような歪みを修正することが重要となりますが、この治療を認知行動療法と呼んでいます。

4 家族療法

摂食障害はかかわる社会や身近な人間関係のあり方などと密接な関係を持っています。とりわけもっとも身近である家族とのかかわりは重要な要素であり、家族療法は、家族システム全体の問題として取り組み、家族関係のあり方などを調整していく治療法です。

5 心理療法

摂食障害となってしまう人の心理的特長として、発達上の自立や心理的葛藤、対人関係上の問題を持っています。心理療法は自我発達・自己成長へ向けての援助を行う治療法です。


Copyright 摂食障害のすべてがわかる All rights reserved.

privacy